和室

製造工程1

選木 原木丸太の唐木製品に対する適合性
製材 専門製材所へ技術者が出張支持して行う薄板・厚板の大割
乾燥 大割にされた板材の桟積み(野積み)4~5年露店乾燥
木取り 乾燥剤を選別して行う各部材の小割(寸法切り)
鉋削り 立ち鉋を使い、各部分の荒削り及びそれに続いての仕上げる
木揃え 各部分に使用する剤を製品全体よりみて適合するように取り揃える
白書き 削りあがった部分品に加工の基準となる線引き

製造工程2

加工 ホゾ・留・クセ・丸味・組手などの造り出し(接合部分を作る)、彫刻など
部分接着 製品の部分的ニカワづけ
部分加工、
修正
製品の部分的加工、修正 接合部分の仕上げ
研磨 各部品の磨き(ムクの葉、トクサ、紙ヤスリ)
色付け 生地に着色(スオウ、オハグロ)
漆入れ 漆のすり込み
留合わせ から合わせ
組立接着 総合接着
部分修正、
加工
接着後のメチ払い。接着後の加工
  

製造工程3

研磨 部分的修正又は加工部分の磨き
色付け 修正又は加工部分の着色
漆入れ 修正又は加工部分の漆のすり込み
 

1 工芸品の大小により多少の差異はあるが、全体的にみて殆ど変わったところがない。
2 工芸品の使途・形・大小により、この工程については一定せず。技術技法の手法の異なってくるが基本的には今も昔も変わらない。順序が入れ替わったり、繰り返したりの工程
3 工芸品全体についてすべて同じ。